「夫は仕事が忙しくて、家のことは頼れない…
今まで仕事も家事も両立させてこれたから、育児もきっと一人で大丈夫!」
出産前にこんな風に考えて一人で背追い込んでしまっているならそれはだいぶ危険信号!
この記事では、産後の体の負担が大きくなる30代で初めての妊娠、これから出産を控えているあなたに向けて、産後の1年間一人っきりで家事・育児をがんばらないでほしいということをお伝えしたいと思います。
30代ママの産後の体への負担
出産でダメージを受けた子宮、骨盤、骨盤底筋群を回復させるには、とにかく寝ていることが大切です。立ち上がったり座ったりすると、上半身の重さが重力で下にかかり、骨盤底筋に負担がかかります。ましてや重いものを持って立ったり座ったりするとなおさら負担が増すので横になって身体を休めることが大事です。
回復していく体の中でも大事なのは、子宮、骨盤、骨盤底筋群の3つです。通常こぶし大くらいしかなかった子宮は、妊娠によって約15倍にまで大きくなっています。産後の6~8週間をかけて、子宮が妊娠前の元の状態にまで戻っていきます。子宮から悪露(おろ)と呼ばれる分泌液が血液と共に出ますが、徐々に量が減り、止まります。これには個人差がありますが、6週間後くらいまでには止まっている人が多いようです。
さらに、妊娠・出産で開いた骨盤の位置が戻ってくるのもこの期間になります。骨盤が緩んだ状態で歩き回ったり、赤ちゃんの抱っこなど重いものを運んだりすると、一気に体への負担が大きくなってしまいます。
産後の肥立ちが悪いとどうなるの?
- 産褥熱
- 産後うつ
- お腹の痛み
- 頭痛
- 腰痛→骨盤が開くことでの歪みが起きる
上記のような症状があったらすぐに助産院、病院の受診をお勧めします。
育児・家事をママが一人で抱え込むことの危険さ
身体の負担が大きい産褥期に「頼れる両親が近くにいない」「夫は忙しくて仕事が休めない」というご家庭の事情があると思いますが「だから私がここで頑張らないと……」と一人で全部抱え込んでしまうママが多くなっています。
でも30代のママこそ!これからの赤ちゃんとの新しい生活のためにも産褥期にしっかりと出産のダメージから体を回復させてほしいのです。
「動けるから大丈夫!」と今までどおりに家事をこなそうとしたり、体がつらくても「やるしかないから…」と無理をしてしまうと「あれ?何だか具合が悪いかも…」とならないようにしてもらいたいのです。
全部自分でやろうとしないで!頼れる場所を複数用意する
産後の体の回復に大事なのは、身体を休めること、食事に気をつけること、人の助けを借りることです。おっぱい以外の子育ては誰かに手伝ってもらいましょう。
ママの身体を休めることをまず心がけましょう。そして、休めることに加えて栄養バランスの整った食事を摂る事も大切です。でも、育児や家事をしながら身体を休めて、十分な食事を摂る、全てを自分ですることはとても難しいですよね。こういうときこそ周りの人に頼ってしまいましょう。
赤ちゃんの世話は、オムツ替えや沐浴は他の人でも大丈夫。家事も同じ。出産前に頼れるところに頼んで、産後は体を休めることに専念してください。そんな時に家族や助産院や産科の宿泊、デイサービス。産後ケア事業をしている企業や産後ドゥーラの利用おすすめします。
まとめ
体の負担が大きい30代ママこそ、責任感を感じすぎずに、産後の1年間一人っきりで家事・育児をがんばらないでほしいということをお伝えしました。
ついつい一人でがんばってしまう30代新米ママのお役に立てたら嬉しいです。
仙台市在住で、産後に頼れる家族が近くにいなくて不安を抱えている30代プレママのあなたへ。
30代の産後1年間は、ママの体の回復期間としても非常に大切。復職を目指しているならなおさら!無理してママが倒れてしまう前に、頼れる窓口を知っておいてほしいのです。
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