産後のケアはママファーストで!赤ちゃんを迎えて新しい生活が始まりますね。
ママは24時間、慣れない赤ちゃんのお世話だけでも大変なのにお家のことまで頑張らないと~と思っていませんか?産後すぐに妊娠前と同じ体調に戻ると考えてませんか?私は大丈夫!って。
でもね、出産という大きな仕事を成し遂げてママの身体は思った以上にヘトヘトです。
想像していた以上に産後の体は思うように動きません。想像をはるかに超えるママの心と体への負担が大きいのです。
だからこそ産後は赤ちゃんのお世話を中心にしたママのケアを第1とした生活が大事なのです。
「産後はママファースト!」が何故必要なの?
- 産後にパートナーは仕事で帰宅が遅い。
- 実家や義理の両親は仕事、又は祖父母を介護している。
- 実家、義理の両親ともに高齢で頼めない。
- 兄弟は仕事や子育てで忙しく応援を貰えない。
いろいろな事情でサポートが貰えないから「よ~し!ここは一人で頑張るしかない!」と一人で慣れない赤ちゃんのお世話や家事を抱え込んでしまうママが増えています。
でも待って!
元気なつもりでもママの体は出産で子宮が傷ついてるの~。体力も気力も消耗してますよ。
産後から身体が妊娠前の状態に戻るまで6~8週間(産褥期と言われてます)はかかるといわれてます。
だからこそ、この産褥期は赤ちゃんのお世話の合間にママの体の回復をファーストにして、つらいときには横になって体を休めたり、初めての育児で心配や不安なこと等ママの気持ちを誰かに聞いてもらって安心できることが必要なのです。
ママの安心がママの笑顔を作り、ママの笑顔は家族の1番の幸せです。
休養が大事と言われても。産褥期の過ごし方は?家事はいつからできるの?
出産後、徐々に元の生活に戻り家事などをし始めることを床上げと呼びます。私が子どもを産んだ頃によく母親に言われたのが、床上げまで(産後一カ月)は水を触らない!重たいものは持たない!本やテレビなど目を使うものは見ない!産後持っていい重さは赤ちゃんまでだよ!とよく言われました。
そこまで気を付けないといけないほどに産後の身体は弱っているということですね。でも周りのサポートが無い時には、すぐに元の生活に戻らなければならない状況が多くなってきていて、産後2週間~身体の回復具合を見ながらじょじょに負担の少ない家事から再開していくこともありますが「決して無理のない範囲で」ですよ。疲れたらすぐ身体を休めるようにしたいものです。
(産後2週目~3週目まで)床上げの時期までの過ごし方
産後ケアがママにとって大事なことが社会でも認識されてきて退院の翌日から利用できる産院、助産院もしくは産後ケアの施設が各都市に作られてきました。
周りのサポートがないときには、出来ることなら産後2週目まではそれらの施設を利用したりあるいは、家事代行、ベビーシッター、または産後ドゥーラ(聞いたことありますか?)の利用をしてみてはどうでしょうか?
妊娠中にパートナーと一緒に相談しながら探してみるのも産後のママの身体のケアのこと、パートナーに理解してもらえるいいきかけになります。
(産後4週目~8週目)産後の家事はぜ~んぶ手抜きで大丈夫にする!
長くとも8週間もすれば、普通の生活に戻れる人が多いと言われています。早く普通の生活に戻らなくては!と焦る気持ちもあるかと思いますが、昔から言われることには、今無理をしてしまっては、後々自分の身体に影響が出てくることもあります。そうならないために、今だけは家事は全部手抜きでも大丈夫と自分に言い聞かせてください。やれないことで絶対に自分を責めないで。
家事を手抜きするお勧め方法
食事の手抜き方法
スーパーやコンビニでお惣菜やお弁当宅配を利用しても大丈夫!
体に余裕があったら具だくさんの味噌汁があるだけでも満足がちがいますよ。
妊娠中に体調のいいときに大根、ニンジン、キャベツ、カボチャなど食べやす い大きさき切ったものをジップロックに入れて冷凍保存しておくと便利に使えます。(冷凍できる野菜を調べるといろんなものが出来るのですね)また、醤油、味噌やトマトケチャップ等お好みで味をつけた肉や魚(塩麹も入れておくと柔らかくて美味しくなります)もあると短時間で作れます。
掃除の手抜き方法
埃があっても死なない!と思って大丈夫。
フローリングワイパーで気になるところをさっとひと拭きぐらいなら体の負担も少ないです。水を使う拭き掃除は身体がしっかり回復したらやろう!で。
もし、どうしてもやらなくてはの時は昔から身体に悪いといわれきた冷たい水はやめてお湯を使いましょう。
洗濯の手抜き方法
洗濯ものの入った重たい籠は持たないように。お腹に力が入ると産後で骨盤底筋が緩んでいるので重いものを持つとダメージが大きく子宮脱や尿漏れを引き起こしてしまいます。出来たら、出産前に乾燥機付きの洗濯機を準備できるといいですね。赤ちゃんの洗濯物もすぐ乾くので「肌着が~!服がない~」の心配もなくなります。
まとめ:ママファーストで守ろう!産後のママの心と体。
「産後ケアはママファーストで!」がなぜ大事なのか、どうしたら出来るのかをお話してきました。産褥期の大変な時期を身近な人のサポートを受けるようにと言われますが、実際には実家や義理の両親が働いていたり、高齢化によりサポートが貰えない状況があったり、パートナーも仕事が忙しくて協力を貰えないというご家庭が増えています。
身近な人にサポートがもらえないときに、自分が頑張るしかない!自分ならやれるはず!と
思って出産によるボロボロの身体に赤ちゃんの待ったなしの授乳などの待ったなしのお世話で、睡眠不足や初めての育児だからこそ「これでいいの?」「心配だけどどうしたらいいの?」という不安を一人で抱えながら無理を重ねるのは絶対にやめましょう。
最近では自治体の支援サービスははもちろんのこと、民間事業でも家事代行や家事・育児のサポート(産後ケア ドゥーラもあります)等使えるものは上手に組み合わせて活用しましょう。特に里帰り出産や実家や義理の両親が家に手伝いにこれ無いときにはあなたが暮らす仙台の子育て支援制度や民間事業のサービスを妊娠中にしっかり調べていいところがあったら予約をして面談等でしてほしいことなどしっかりと伝えることが出来ると安心ですね。
民間事業はお金がかかりますが、産褥期に無理をして体や心を壊してしまたらそれこそ大変なことになります。ママが元気でなかったら自分もつらいだけでなく、赤ちゃんもパートナーも不安になって途方に暮れてしまいます。ママが安心して赤ちゃんと過ごせることを大事にしてほしいと願っています。
仙台市在住で、産後に頼れる家族が近くにいなくて不安を抱えている30代プレママのあなたへ。
30代の産後1年間は、ママの体の回復期間としても非常に大切。復職を目指しているならなおさら!無理してママが倒れてしまう前に、頼れる窓口を知っておいてほしいのです。
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