「産後ママの睡眠不足なんて当たり前!」
「産後にゆっくり眠ったり休んだりする時間を持つなんて不可能!」
そんな話をたくさん聞いてしまうと、自分の心身を削って子育てをしなきゃいけないのかと、気が滅入ってしまいますよね。
でも赤ちゃんがすくすくと育つにはママが心身ともに健康でいることが大事です。産後は睡眠を最優先にして「寝られるときには寝る」を心がけてほしいのです。
そこで睡眠不足がどんな影響や体調不良を引き起こしてしまうのかお話ししたいと思います。
産後の睡眠不足が及ぼす影響・体調不良の例
赤ちゃんとの生活にすぐ慣れるから…と思ったけど初めてのことだらけで、分らないことがいっぱい!慣れない赤ちゃんのお世話に『こんなにも(赤ちゃんは)思い通りにならないの?』と思っているかもしれませんね。
待ったなしの24時間の授乳や赤ちゃんのお世話でママは睡眠不足になってしまいがちに。私も夜中のおっぱいの時間に布団の上に座ったまま眠むってしまい何度「はっ!」としたことか…。
産後は女性ホルモンの急激な減少で自律神経のバランスが崩れやすいところに睡眠不足が重なって自律神経の不調を招きやすくなります。
<自律神経の不調な症状>
- 気分の落ち込み
- 疲労
- 頭痛
- めまい
<身体がつらいとメンタル面も不安定に>
- イライラする
- 気分がひどく落ち込む
- 無気力になる
- 集中できにくくなる
そして自律神経の乱れがひどくなると産後うつを発症することもあり、これが原因で
産後1年までの妊産婦の死因は自殺が多い状況があります。
全部一人で抱えてしまう真面目で責任感の強いママほど危険
産後うつは誰にでもおこりやすい病です。中でも、それまで勉強も仕事も頑張ってきたママは自分が頑張ればなんとかうまくいくと思ってしまいがちです。
いつもいつも頑張っているからこそ産後も家事や育児を完璧にやろうとすべて一人で抱え込んでしまうと、精神的にも肉体的にも疲れ果ててしまいますよ。どうか一人で抱え込まないでください。
産後の睡眠不足を防ぐための対策・頼ることの大切さ
出産後のママの体は「交通事故の後」のように傷ついています。今は大丈夫!と思っていたとしても、後から後遺症が出てくることがあるのです。
だからこそ家事はまず手を抜いていいのです。それよりもまずは体を回復させるために「寝れるときには寝る」を優先させて、赤ちゃんが眠ったら一緒に眠りましょう。10分でも20分でも身体を横にして眠りましょう。
そして、つらいときには「つらい」、眠い時には「眠い」と家族や産後をサポートしてくれる助産院や産科のある病院の宿泊やデイサービス、産後ケアサービスをしている企業や産後ドゥーラを利用するなど誰かに頼ってほしいのです。
産後ケアサービスは料金が高くて・・・思ったとしたら。ご自分の未来への投資と考えてみませんか。ママが健康に過ごすことはご自身にとってもご家族にとっても何よりも一番大切だと思います。
最後に:育児日記も家事も放っておいていいから少しでも寝て!
以上、体力的に負担が大きくなる30代で初めての出産を迎えるあなたに、産後の睡眠不足が及ぼす深刻な影響と、その対策・提案についてご紹介しました。
一番伝えたいことは、育児日記を書く時間や、家事をこなす時間があったら「とにかく寝ろ!」ということです。ママが倒れてしまったら本末転倒だということを忘れてはなりません。
ついつい一人でがんばってしまう30代新米ママのお役に立てたら嬉しいです。
仙台市在住で、産後に頼れる家族が近くにいなくて不安を抱えている30代プレママのあなたへ。
30代の産後1年間は、ママの体の回復期間としても非常に大切。復職を目指しているならなおさら!無理してママが倒れてしまう前に、頼れる窓口を知っておいてほしいのです。
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